スタンポット(stamppot)は伝統的なオランダの家庭料理で
じゃがいもと野菜を茹でて潰した料理です。
「スタンプ(stamp)」は潰すという意味で、
スタンプを押すように鍋の中で野菜やジャガイモを押しつぶす(マッシュする)
という調理方法に由来しているそう。「ポット(pot)」は鍋という意味。
各家庭によって使用する野菜や調理方法が異なるそうで、
日本の家庭料理「肉じゃが」のような存在だと思います。
スタンポットの一種にヒュッツポット(Hutspot)という
人参とマッシュポテト使った家庭料理もあります。

写真はズールコール(Zuurkool)と呼ばれる酢キャベツを使ったもので
ホワイトソースがかかっています。
ドイツ料理によく登場するザワークラウトがオランダでも食べられています。
じゃがいもに合わせる野菜はさまざまありますが、
ケール(Boerenkool)を使ったスタンポットにソーセージを添えたものを
よく見る気がします。

写真はカリフラワー(Bloemkool)を使ったスタンポットにミートボールを添えたもの。
スタンポットのお供にはソーセージやミートボールが良く合います。

芽キャベツを使ったものもありました。
野菜を変えるだけでいろんな種類のスタンポットが作れるのがいいなぁ。
調理方法も簡単なので短時間で作れるのもいいところ。

ちなみにオランダにはじゃがいもの種類がたくさんあって
スーパーにはスタンポットを作るための専用のじゃがいもが売られています。
見た目は他との違いが分からないですが潰しやすい品種なのだと思います。

チーズもスタンポット専用のものがあって、さすがチーズ大国!
チーズ入りのスタンポットもとても美味しそう。
スタンポットは冬に食べる家庭料理なのでこの冬に作ってみようと思います。