オランダには
シンタクラース(sinterklaas)またはシント=ニコーラース(Sint-Nicolaas)
と呼ばれる神話的存在がいます。
良い子にしていると贈り物が貰えるといいます。
日本にもあるサンタクロースの原形となっている空想上の人物だそうです。
伝統的な白の僧正の衣装(祭服)の上に赤の長いケープをまとい、
赤い司教冠をかぶり、ルビーの指輪を付け、金色の司教杖を持っています。

毎年11月中旬(11月11日の後の最初の土曜日)に、
シンタクラースの祭りが催されます。
シンタクラースはスペインからオランダの海沿いの町に
蒸気船でやって来てパレードをします。
今年アムステルダムでは11月19日にパレードがあったのですが
予定があり見に行けず、、、
11月25日に自宅近くのショッピングモールにも
シンタクラースがやってくると聞き行ってきました!
楽器を演奏しながら伝統的な歌や童謡を歌って
子どもたちを楽しませていました。
仮装する子どもたちもたくさんいてとても楽しかったです。

シンタクラースはズワルトピートという
写真のように顔を黒く塗ったピエロ風のお供を連れています。
ズワルトピートの外見が黒人に対する人種差別だとされ、
最近では煙突をくぐってススが付いたから黒いのだという
説明が一般的になっているそう。
子どもたちは伝統的なシンタクラースの歌を歌って歓迎し、
シンタクラース、ズワルトピートからは
小さくて丸いジンジャークッキーが貰えます。
クッキーが黒い布のカバンに直で入っていたり
そのクッキーを床にぽろぽろ落としていたり
海外だなぁといろいろ感じましたが(笑)、
日本だったら絶対にクレーム案件になってしまうことも
だーれも気にせず純粋にイベントを楽しめることって
うらやましいなぁ素敵だなぁとつくづく思います。

これらのイベントはオランダとベルギーでは国営テレビで
生放送されるほど国民的な行事となっています。
そしてオランダでは毎年12月5日(聖ニコラスの日の前夜)に
シンタクラースが子どもたちに贈り物を送る特別な日があり、
両親がこっそりプレゼントを用意するそうで
サンタクロースと基本は一緒です。
この日はシンタクラースがスペインに帰ってしまう日で、
悪い子は袋に入れられてスペインに連れて行ってしまうと
言われています。
『オランダの子どもたちってシンタクラースからも
サンタクロースからもプレゼント貰えるの?!
子どもたち最高!親御さん大変!』というのが
ファーストインプレッションで、
クリスマスが2回も訪れる感覚がなかなか理解しづらかったです。
実際はオランダの人たちはシンタクラースのイベントがメインで
サンタクロースの日は家族でゆっくり過ごすご家庭が多いそうです。
他にも宗教の関係でクリスマスが2回ある国がたくさんあるそうで
また一つ勉強になりました。

今回のベストショットはこちらのミニシンタクラース。
ほっぺがむにむにしていて可愛過ぎました!!!